#ブラックアイスバーン

☆しんしんと降り積もる雪 道路で車がスタックしたらどうする

☆しんしんと降り積もる雪 道路で車がスタックしたらどうする

  きょう(4日)朝7時の自宅前の積雪は10㌢ほどだった。その後も断続的に雪が降り、大雪警報が出ている。午前中の気温は1度。金沢地方気象台の降雪量予想(4日6時時点)によると、きょう6時から18時までの12時間の積雪量は金沢の平地で10㌢から20㌢、さらにきょう18時からあす6時までの12時間で10㌢から20㌢の積雪予想となっている。単純に計算すると、金沢の平地ではあす朝までに多いところで40㌢ほど積もるようだ。

  朝9時に開店するスーパーが近くにあるので買い物に行くと、開店まもなくの時間にもかかわらず混雑していた。普段だったらそれほど客はいない時間帯なのだが、昼前や夕食前の時間帯のあの混雑ぶりだ。大雪になる前に買い物を早く済ませておこうという消費者心理が働いているのだろう。そう言う自身もそのために店に入った。

  何しろ雪が積もれば積もるほど予想外のことが起きる。たとえば、よく使われる言葉で「スタック」。車の立ち往生のことで、英語で「stuck」。とくに、雪道のわだちに入ってしまい、車の底が雪上に乗り上げて立ち往生する。そんな時はスコップで車の底の雪を除き、他の人に後ろから車を押してもらいながら前進するとなんとか抜け出すことができる。雪国の人たちはその場面をよく理解しているので「お互いさま」という共助の気持ちで手伝ってくれる。金沢市でも道路のスタック対策として2021年12月から除雪計画を見直し、それまで15㌢以上の積雪で除雪車を出動させていたが、10㌢以上積もれば除雪作業を行うことにした。市内幹線の雪道の安全度は確実に高まった。雪道における「自助・共助・公助」ではある。

  ちなみに、スタックでJAFに電話してもなかなかつながらない。つながったとしても半日は待たされる。大雪であちらこちらに立ち往生が起きているからだ。そして、スタックと並んで気をつけるのが、「ブラックアイスバーン」だ。路面に雪がなくても、路面が凍結している状態で、アイスバーンはスリップ事故につながる。道路に積雪がないからとスピードを出していて、急にブレーキをかけても止まらずにそのまま車が滑りる。雪国の道路では時速20㌔ほどでゆっくり走行することはよくあることだ。

 (※写真・上は、雪がしんしんと降り積もる金沢市内=4日正午すぎ、自宅2階から撮影。写真・下は、立ち往生した車を周囲の人たちが車の後ろから押して助けている様子)

⇒4日(火)正午すぎ・金沢の天気    ゆき 

★にっちもさっちも「スタック」、こんなとき

★にっちもさっちも「スタック」、こんなとき

   冬の積雪で怖いのは積雪路面での車の立ち往生だ。北陸での運転歴はもう40年以上もあるので、雪道での走行は心得たベテランだと自負はしているが、それでも立ち往生のワナにはまり込むがことがこれまで何度かある。ここ数年、車の立ち往生の場面を「スタック」とニュースなどで紹介されている。英語で「stuck」だ。

   ウエザーニューズWeb版(19日付)は「JPCZと呼ばれる発達した帯状の雪雲が流れ込む北陸や中部の山沿いでは、積雪の急増に警戒が必要です」と発表している。JPCZは大雪を警告するときに気象予報士が使う言葉だ。日本海寒帯気団収束帯(Japan sea Polar air mass Convergence Zone)のこと。シベリアからの寒気団が北朝鮮の最高峰である白頭山(標高2744㍍)にぶつかって分断されるが、その南の下で再び寒気団がぶつかって収束することで、帯状の雪雲の列となって北陸など日本側に流れ込んでくる。

   雪道での運転で気をつけているのが「わだち」だ。わだちに入ってしまい、車の底が雪上に乗り上げて立ち往生する。気が動転してアクセルかけるとタイヤが空転し、さらにくぼみは深くなる。こんなときにJAFに電話してもつながらない。つながったとしても半日は待たされる。大雪であちらこちらに立ち往生が起きているからだ。

   その時はスコップで車の底の雪を除き、他の人に後ろから車を押してもらいながら前進するとなんとか抜け出すことができる。北陸の人たちはその場面はよく理解しているので「お互いさま」という共助の気持ちで手伝ってくれる。(※写真・上は、路面凍結で車が立ち往生し、周囲の人たちが車を後ろから押して助けている様子)

   問題なのは高速道や国道などで前方にトラックが止まったままになり、列に巻き込まれることだ。ことし1月に福井県で豪雪となり、北陸自動車道で1500台の車がスタック状態に。車の中で昼夜を明かし、道路公団や自衛隊による救助を待った。自身はこうしたケースに遭遇したことはないが、考えることは、EV(電動自動車)はどの程度有効なのだろうか、ということだ。ハイブリッド車ならば電気と燃料で昼夜は持つが、EVの場合はヒーターを切って待つしかないのでは、と。

   スタックと並んで気をつけるのが、「ブラックアイスバーン」だ。路面に雪がなくても、路面が凍結している状態=写真・下=。アイスバーンはスリップ事故につながるので気をつけたい。ブレーキをかけても止まらずにそのまま滑ることもあるので、ゆっくりゆっくり時速20㌔ほどで走行するしかない。

⇒20日(月)夜・金沢天気    あめ

☆厳冬考察:ブラックアイスバーンとスタック

☆厳冬考察:ブラックアイスバーンとスタック

   寒さが厳しくなって気がついたこと。気温が氷点下の日などはエアコンのスイッチを入れても、すぐに暖房が入らないことだ。10分ほどしてようやく入ることが続いた。故障かなと思い、エアコンを購入した電気屋に電話した。「それは室外機の暖気運転をしているからです。寒さが厳しいとそうなります」との返事。「暖気運転」という言葉を初めて知った。エアコンを駆動させるために室外機の装置を暖めるのに少し時間がかかる、ということだった。

   前回のブログでショベルカーで雪道だった自宅前の道路で除雪作業が行われたと書いた。けさ、除雪された道路の路肩の雪をスコップで側溝に落としこんでいると、登校する子どもたちの声が聞こえてきた。男の子が「道路がブラックアイスバーンでツルツルになっているから気をつけろとお父さんから言われた」と。別の男の子が「ブラックアイスバーンって何」と。「よく分かんないけど、道路が凍っているということらしい」と答えていた。

   子どもたちの会話を聞いて、「ブラックアイスバーン」は自身も初耳だった。アイスバーンはスリップ事故にもつながるので気をつけている。子どもたちの会話を聞いて、なるほどと気がついた。きれいに除雪された道路に雨が降って、けさの冷え込みで路面が凍っている。いわゆる路面凍結だ。路肩の雪と対比すると、ブラックな道路、まさにブラックアイスバーンだ=写真=。このツルツル道路は滑って転ぶと痛いだろうと想像すると、親の注意も納得する。午前中には気温が上昇して氷も解けて普通の道路に戻るだろう。

   けさネットニュースをチェックしていて、「大雪で”路面状況”悪く スタックした車と衝突し71歳男性が死亡」との見出しで新潟市のニュースがあった(1月12日付・新潟総合テレビWeb版)。記事によると、市道上の坂道でスタックした普通乗用車がバックしたところ、後ろを歩いていた71歳の男性と衝突したという。「スタック」の言葉は初めてで理解できなかった。英語で「stuck」、「立ち往生」のことだ。ネットで調べると、「積雪の多い道路の運転では、雪にタイヤがはまり、前にも後ろにも進まなくなる『スタック』というトラブルに遭遇する可能性があります」(チューリッヒ保険会社公式ホームページ)。

   雪の道路のわだちに入ってしまい、車の底が雪上に乗り上げて立ち往生するという現象は、運転歴40年以上の自身も何度か経験している。その時はスコップで車の底の雪を除き、他の人に後ろから車を押してもらいながら前進するとなんとか抜け出すことができた。この事故は想像するに、スタックで気が動転していた運転の女性は坂道だったのでバックギアを入れると動いたので、後方をよく確認せずにそのままアクセルを踏んでしまったのではないだろうか。雪道では気をつけていたとしても交通事故は起きる。それだけに痛ましい。

⇒13日(水)朝・金沢の天気     くもり