2026年 3月 1日の投稿一覧

★木々は春の芽ぶき/イラン攻撃はトランプ大統領の目つぶし玉か 

★木々は春の芽ぶき/イラン攻撃はトランプ大統領の目つぶし玉か 

きょうから3月。ウメやロウバイの開花に隠れるように木々が芽ぶいている。晴天の庭先を見ると、リキュウバイの葉が膨らみ始めている=写真・上=。漢字で表記すると「利休梅」。4月になれば咲く、清楚な白い花は茶花として床の間を飾る。リキュウバイの下を見ると。地べたでは雑草が生えている。まさに「草木萌え動く」。冬の間に蓄えていた生命の息吹が一気に現れる見える。季節は春本番へと移ろう。

世界ではビッグニュースが流れている。「Iran’s supreme leader killed」。アメリカのCNNがニュースサイトのトップで、イランの最高指導者ハメネイ師がイスラエルとアメリカによる攻撃で殺害されたと報じている=写真・下=。さらに、CNNは、アメリカのトランプ大統領のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿を引用して以下のように報道している。トランプ氏はSNS投稿で、ハメネイ師の殺害を称賛。ハメネイ師については「歴史上最も邪悪な人物のひとり」と呼んだ。さらに、トランプ氏は「これ(ハメネイ師の死亡)はイラン国民だけでなく、すべての偉大なアメリカ国民、そして世界中の多くの国々でハメネイ師と彼の血に飢えた凶悪な一味によって殺害されたり傷つけられたりした人々に対する正義だ」と投稿した。

28日の攻撃の前、トランプ政権はイラン指導部との交渉で、イランによる核兵器取得に向けたあらゆる取り組みを放棄するよう求めていた。これに対し、イラン側がアメリカの要求に応じる可能性は低いと判断されたことから、アメリカとイスラエルは攻撃に踏み切ったようだ。以下あくまでも憶測だ。トランプ氏がイラン攻撃に踏み切った理由は果たしてこれだけだろうか。

いまアメリカで注目を集めているのが、司法省が公表した資産家ジェフリー・エプスタイン氏に関する文書だ。エプスタイン氏は未成年女性の性的人身売買事件で起訴され、勾留中の2019年に自殺した。政財界やイギリス王室との交友関係などをめぐる疑惑が出てきたことから、アメリカ議会は2025年、関連する全資料の公開を義務づける法律を可決。司法省は今年1月、300万ページに及ぶ資料を公開した。

この公開資料の中で本来あるはずのトランプ氏に関する一部の資料が含まれていなかったことから問題視されている。その資料は、「未成年だった時にトランプ大統領から性的虐待を受けた」と告発した女性に関連する資料だ。ニューヨーク・タイムズが公開資料を分析して、ないことが判明したことから大問題となっている。この矢先にアメリカとイスラエルによるイラン攻撃が開始された。このタイミングをどう読むか。トランプ氏にとっては、アメリカの世論をイランに向ける絶好のチャンスだったのだろうか。

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