2026年 1月 の投稿一覧

☆衆院選・石川2区 シンシンと雪が降り、静かな選挙戦

☆衆院選・石川2区 シンシンと雪が降り、静かな選挙戦

大雪のピークは過ぎたようだが、今朝からどんよりと雪雲が金沢の空を覆い、小雪がちらついている。自宅周辺は40㌢ほど積もっている。そして深夜、午前2時11分に能登半島の尖端部分を震源とするマグニチュード4.4、最大震度3の地震があった。金沢は震度1だった。屋根に雪が溜まり、そこに揺れが来たらどうなるのか。そんなことを思いながら再び寝込んだ。

きのう衆院選・石川2区の加賀地方に行ってきた。県内でも多雪地帯の白山市は北陸3県(石川・富山・福井)のほか岐阜県にまたがる標高2702㍍の白山のふもとにある。白山を源流とする手取川の水の流れと扇状地が加賀の穀倉地帯につくり上げていることから、白山と手取川がセットでユネスコが定めるジオパークに認定されている。「Hakusan Tedorigawa UNESCO Global Geopark」(白山手取川ユネスコ世界ジオパーク・2024年5月)。まさに、「大地の公園」として評価された。

ジオパークであり、積雪地帯でもあるこの地区でどのような選挙が繰り広げられているのかと思い白山市を訪れたが、シンと静まりかえっていた。選挙カーでの呼びかけも聞こえない。2区の立候補者は自民前職の佐々木紀氏、共産新人の坂本浩氏の2人(届け出順)。佐々木氏は6選を目指している。序盤の選挙情勢を伝えるメディアの報道(29日付)によると、「盤石な地盤を生かした組織戦を展開する自民の佐々木が優位に立っている」「共産の坂本は自党の支持を固めるが、政権批判票をまとめ切れていない」(読売新聞石川版)とある。選挙ポスター掲示版=写真=を眺めると候補者2人だけ、というのもさみしい。地元の有権者も同じ気持ちではないだろうか。

かつて、「森奥戦争」という選挙戦が続いた。森喜朗と奥田敬和の両代議士によるかつての激しい選挙戦だ。現在の衆院選小選挙区は1区(金沢)、2区(加賀地方)、3区(能登地方)と別れているが、両氏が初出馬した1969年は中選挙区で1区(金沢・加賀)と2区(能登)だった。同じ1区(定数3)で、金沢が地盤の奥田氏と加賀が地盤の森氏はトップ争いを演じた。特に白山市は金沢市にも近かったことからこの両者の争いにまみれた地域でもあった。

当時は、森氏は自民党の福田赳夫派の清話会に、奥田氏は田中角栄派の経世会に属していたので、2人の争いは「角福戦争」と称された派閥抗争の代理戦というイメージもあった。1994年に小選挙区が導入されて奥田氏は1区、森氏は2区となり直接対決に一応終止符が打たれた。奥田氏は1998年7月に没し、森氏も2012年11月に政界を引退してはいるが、いまでも衆院選があるたびに、「森奥戦争」はこうだった、ああだったと思い起こすニシアもいるのではないだろうか。シンシンと雪が降る静かな白山市の街の様子を見て過去のことをつい振り返った。

⇒31日(土)午後・金沢の天気  ゆき

★衆院選・石川3区 序盤情勢は自民と中道の候補者が競り合い

★衆院選・石川3区 序盤情勢は自民と中道の候補者が競り合い

大雪の2波がやってきた。金沢地方気象台はきょう午前11時43分、金沢市とかほく市、津幡町、内灘町の加賀北部4市町に大雪警報を発表した。きょう正午時点の積雪は、金沢で38㌢、白山河内で49㌢、加賀中津原で41㌢、珠洲で33㌢となっている。さらに、あす30日正午までの24時間に降る雪の量は、加賀地方・能登地方の平地・山地とも40㌢と予想されている。

この大雪の中、衆院選で熱い戦いを繰り広げているのは石川3区(能登地方)だ。立候補しているのは、自民前職の西田昭二氏、共産新人の南章治氏、立憲民主と公明が結成した新党「中道改革連合」前職の近藤和也氏の3人(届け出順)=写真・上=。能登は「自民王国」とも称されてきたが、前回2024年10月の選挙では、立憲民主が逆転し、近藤氏が4回目の当選を果たしている。西田氏は比例復活で3回目の当選となった。

読売新聞(石川版・29日付)によると、世論調査の3区の序盤情勢は以下。「議席の奪還を狙う自民の西田と中道改革の近藤が横一線の戦いを繰り広げる。西田は自民支持層の7割を固めたが、無党派層の支持で近藤に差をつけられている。職業別では、農林水産業の5割強の支持を集めた。近藤は中道改革支持層の9割半ばを固め、40歳代以上の現役世代や60歳代以上の支持で西田に勝る。内閣不支持層の8割強を取り込んだ」

3区に行くと選挙のポスター掲示板だけでなく、比例代表への投票を呼びかける政党のポスターが競うように貼られている。「日本列島を、強く豊かに。」は自民のポスター=写真・中=、「生活者ファースト」「比例代表は中道へ」は中道改革連合のポスター=写真・下=。

衆院選の期日前投票がきのう(28日)から始まった。ただ、入場整理券が届いていない。突然の解散や大雪で影響で郵送が遅れているようだ。そこで、金沢市選管などでは急きょ、期日前投票所に「入場整理券がなくても投票できます」と書かれた案内文を掲示している(地元メディア各社の報道)。投票所窓口で住所、氏名、生年月日を口述することで投票できる。それにしても、前回衆院選(2024年10月)の石川県の投票率は53.8%だった。今回は厳冬の中での選挙だ。投票率はかなり下がるのではないだろうか。

⇒29日(木)夜・金沢の天気     くもり時々ゆき

☆衆院選・石川1区はドカ雪との戦い、ポスター掲示もままならず

☆衆院選・石川1区はドカ雪との戦い、ポスター掲示もままならず

ドカ雪の中、衆院選挙が始まった。ちらつく雪の中、けさ近所を散歩すると選挙ポスターの掲示板にポスターが3枚しか貼られていないことに気がついた=写真、きょう午前8時30分ごろ金沢市泉が丘1丁目のバス停付近で撮影=。石川1区(金沢地区)の立候補者は5人なので、通常ならば5枚が貼られているはずだ。やはり大雪の影響かと考えた。バス停周辺ながらかなりの積雪がある。ということは運動員によるとポスタ-貼りの手が回り切れていないのだろう。

ポスタ-掲示板そのもののがまだ設置されていないところもあるようだ。地元メディアの報道によると、1区ではポスター掲示板が金沢市内592ヵ所が設けられる予定だったが、90ヵ所で間に合わなかった。積雪の多い山間部だけでなく、道路が狭い市内中心部での公園や予定地に除雪された雪が積まれていて、ポスタ-掲示板の設置が間に合わなかったようだ。ポスター掲示板でもこの混乱ぶりだ。

1区では、自民前職の小森卓郎氏、国民民主前職の小竹凱氏、維新新人の小林誠氏、参政新人の川裕一郎氏、共産新人の村田茂氏の5人(届け出順)が立候補している。今月26日付のブログ「☆ドカ雪の金沢であすから衆院選 寒中の路地裏どうする選挙運動」でも述べたが、60㌢余りも積雪がある中、どのように選挙運動が展開されるのだろうか。

総選挙のいつもの光景は「ウグイス嬢」「桃太郎」「ドブ板」だ。ウグイス嬢は選挙カーに乗って、「〇〇をよろしくお願いします」とマイクで叫びながら手を振って街を流す。「桃太郎」はたすきをかけた候補者が、のぼりを持った運動員たちとともに街のメイン通りや商店街を練り歩き、支持を訴える。「ドブ板」は候補者が裏路地まで入って地域の有権者にあいさつする光景だ。ただ、この寒中でウグイス嬢は車の窓を開けてマイクを握り、手を振れるだろうか。雪が積み上がる街中や路地裏で桃太郎やドブ板はできるだろう。ドカ雪の金沢で候補者はどのような選挙運動が繰り広げるのか。

街頭演説は通行の妨げになる可能性がある。とにかく、道路の空きスペースには除雪された雪が積まれている。選挙ポスタ-掲示板の設置も90ヵ所で出来ていない状態だ。公民館や集会所での演説はどうだろうか。5人の候補者の予約の取り合いになっていないだろうか。あす29日以降も第二波の寒波襲来となる。気象庁は30日午後6時までの24時間の降雪量を、多いところで金沢など加賀平地で30㌢、山地40㌢、能登は平地、山地ともに20㌢と予想している。候補者は大雪との戦いでもある。

⇒28日(水)午前・金沢の天気   くもり時々ゆき

★真冬の総選挙始まる 地元石川で10人が「短期決戦」に挑む

★真冬の総選挙始まる 地元石川で10人が「短期決戦」に挑む

きょう27日、衆院選が公示され2月8日の投開票に向けて選挙戦が開始された。衆院選は2024年10月以来、1年3カ月ぶりだ。地元の石川県で立候補したのは、1区(金沢地区)で自民前職の小森卓郎氏、国民民主前職の小竹凱氏、維新新人の小林誠氏、参政新人の川裕一郎氏、共産新人の村田茂氏の5人(届け出順)。2区(加賀地区)は自民前職の佐々木紀氏、共産新人の坂本浩氏の2人(同)。3区(能登地区)は自民前職の西田昭二氏、共産新人の南章治氏、立憲民主と公明が結成した新党「中道改革連合」前職の近藤和也氏の3人(同)。3選挙区で合わせて10人が選挙戦に入った。(※写真は、石川1区の選挙ポスター掲示板=午後6時ごろ金沢市泉野出町で撮影)

1区の小森氏は石川出身ではないが、財務官僚出身でかつて県の総務部長を担った経験から、2021年10月の総選挙で初当選を果たした。2区の佐々木氏は大御所の森喜朗元総理と同じ根上町生まれ。森氏の地盤を引き継いで当選連続5回。ある意味で注目するのが3区。能登は「自民王国」とも称されてきたが、前回2024年10月の選挙では、立憲民主が逆転し、近藤氏が4回目の当選を果たしている。西田氏は比例復活で3回目の当選となった。

「なんで選挙なんかするんや、ダラくさい」。2024年元日の震度7の地震と同年9月の記録的な大雨に見舞われた能登の有権者から何度も耳にした言葉だ。「ダラくさい」は能登の方言でばかばかしいという意味だ。誰のために、何のために選挙をするのかと問うているのだ。能登の被災地の人たちの率直な気持ちではないだろうか。とは言え、能登の人々の性格は律儀さもあり、「選挙に行かねば」は当たり前で、金沢市など都市部に比べて投票率は高い。前回衆院選では3区の投票率は62.5%だった。避難者が現地から離れていて、投票に行けなかったというケースもあったろう。「ダラくさい」と言いながらも投票には行く。ちなみに、1区金沢の投票率は49.5%だった。

今月23日の衆院解散から来月8日の投開票まで戦後最短の短期決戦とも言われる今回の総選挙。短期決戦もさることながら、2月の厳冬期での投開票は1990年以来となる。まさに真冬の決戦が始まった。

⇒27日(火)夜・金沢の天気   あめ

☆ドカ雪の金沢であすから衆院選 寒中の路地裏どうする選挙運動

☆ドカ雪の金沢であすから衆院選 寒中の路地裏どうする選挙運動

こんな寒い雪中で選挙をするのか、と思ってしまう。自宅周囲はきょうも積雪が60㌢もある。金沢の上空で局地的な前線が発生し、雪雲が停滞して降雪が集中したと気象庁は発表している。そして、日中も零度という寒さで、降った雪がそのまま溶ける気配がない。きのう金沢市中心部の香林坊を歩くと、日曜日の午後5時30分ごろだったが、道路には人の気配がない。雪が積もった道路沿いには総選挙のポスター掲示板が備えられていた=写真=。なんとも寒々しい光景だ。あす27日、衆院選が公示される。

総選挙に向けてメディア各社が世論調査を報じている。読売新聞公式サイトによると、世論調査(23-25日)では高市内閣の支持率は69%、前回の12月調査から4ポイント減とやや下がったが依然として高い水準を維持している。衆院選の比例選投票先は、自民が36%で、立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」と国民民主党が9%で続いた。高市総理が今の時期に衆院の解散を決めたことについて、「評価しない」は52%で、「評価する」の38%を上回った。

日経新聞の世論調査(23-25日)によると、高市内閣の支持率は67%で、前回12月の調査から8ポイント低下した。衆院選の比例選投票先は、自民が40%、中道改革連合が13%、国民民主が9%と続いた。高市総理が衆院を解散した判断については、「適切だとは思わない」が49%、「適切だと思う」が41%だった。

共同通信の世論調査(24、25日)によると、内閣支持率は63.1%で、前回12月の調査から4.4ポイント低下した。衆院選の比例選投票先は自民が29.2%で最も多く、中道改革連合が11.9%と続いた。高市総理が衆院を解散した判断については反対が47.3%で、賛成の44.0%を上回った。

話は冒頭に戻る。60㌢余りも積雪がある中、1区(金沢)では自民、国民、維新、共産、参政の5人が出馬するようだ。総選挙のいつもの光景は「ウグイス嬢」「桃太郎」「ドブ板」だ。ウグイス嬢は選挙カーに乗って、「〇〇をよろしくお願いします」とマイクで叫びながら手を振って街を流す。「桃太郎」はたすきをかけた候補者が、のぼりを持った運動員たちとともに街のメイン通りや商店街を練り歩き、支持を訴える。「ドブ板」は候補者が裏路地まで入って地域の有権者にあいさつする光景だ。ただ、この寒中でウグイス嬢は車の窓を開けてマイクを握り、手を振れるだろうか。雪が積み上がる街中や路地裏で桃太郎やドブ板はできるだろう。ドカ雪の金沢でどのような選挙運動が繰り広げられるのか。

⇒26日(月)午後・金沢の天気  くもり

★金沢大雪60㌢、玄関前を雪すかし、さてどうする屋根雪下ろし

★金沢大雪60㌢、玄関前を雪すかし、さてどうする屋根雪下ろし

金沢は大雪だ。自宅周辺では60㌢余りの積雪となっている。庭の五葉松の枝に雪が積もり、すっぽりと覆われた=写真、自宅2階から午前9時10分ごろ撮影=。今月23日付のブログでも同じ場所から撮影したものをブログでアップしたが、その時は30㌢ほどの積雪だった。随分と周囲の雪景色も異なって見える。まさに「10年に一度」の光景かもしれない。

金沢地方気象台によると、金沢市では午前6時までの6時間に降った雪の量が37㌢と、短時間に降った積雪としては1997年に統計を取り始めてから最も多くなった。午前中から小やみになったものの時折、雪が降っている。ただ、ピークは過ぎ、石川県内に発表されていた大雪警報などは午前11時前に解除された。金沢地方気象台は引き続き、降雪による交通障害などに警戒を呼びかけている。

大雪による事故も多発している。地元メディア各社の報道によると、金沢市内の男性が除雪作業中に転倒して重傷を負うなど、きのうは午後5時時点で3人が救急搬送されている。また、県内ではきのう午前9時までの24時間で雪によるスリップなど交通事故が40件発生し、3人が負傷した。JR西日本はきのう午後8時から北陸線の特急「サンダーバート」と「しらさぎ」の運転を取りやめ、きょうも午後6時ごろまで運休の予定。北陸新幹線は通常通り運行している。空の便は、小松ー羽田便のJALとANAの発着便が始発でそれぞれ欠航となった。

大雪の天気情報でこのところよく耳にする言葉が「JPCZ」。日本海を直撃する寒波で、この影響で日本海から活発な雪雲が断続的に流れ込み、局地的に降雪量が多くなる。シベリアから寒気団が日本海に向かって流れてくる際に朝鮮半島北部の白頭山によって、いったん二分されるが、その風下で再び合流し、雪雲が発達しやすい収束帯(ライン)となって北陸地方などに流れ込んでくる。漢字で書けば「日本海寒帯気団収束帯」。JPCZ、最近この言葉を聞くとゾッとする。

豪雪は他人事ではない。自宅前の雪すかしは降雪期の通常作業だが、どうしようかと気になるのは屋根雪だ。これは経験則だが、屋根に60㌢余り雪が積もるとミシリ、ゴトッと屋根裏から不気味な音がかすかに聞こえてくるようになる。自身はこの音を「屋根雪下ろしのアラーム音」と考えている。ブログや日記で調べてみると、直近の屋根の雪下ろしは2018年2月7日だった。このときは、晴れ間をぬってスコップを持って屋根に上がった。大屋根ではなく、2階の屋根だ。2006年1月にも屋根雪下ろしをしているので実に12年ぶりだった。屋根の上で怖いのは予期せぬ突風。平地ではそれほどではない風も、屋根に上がるとまともに受け、倒れそうになることがある。積雪60㌢、さて、リスクを承知で屋根に上がるか、迷うところだ。「10年に一度」のつぶやきではある。

⇒25日(日)午後・金沢の天気    くもり時々ゆき

☆ゴジラが金沢に現る 赤レンガの歴史博物館で迫力の「ゴジラ博」

☆ゴジラが金沢に現る 赤レンガの歴史博物館で迫力の「ゴジラ博」

あのゴジラが金沢市にある石川県立歴史博物館に現れた。1月17日に。とは言っても、企画展。タイトルは「ゴジラ博 in 金沢」(3月22日まで)=写真・上=。ゴジラは1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了してきた。その71年の足跡を紹介する企画展だ。きょう鑑賞に行ってきた。

企画展のチラシによると、1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中に衝撃を与え続けた怪獣王「ゴジラ」。邦画最新作『ゴジラ-1.0』は国内だけでなく北米でも大ヒットとなり、全世界のスクリーンを席巻した、とある。さらに、ハリウッド版第5作『ゴジラxコング 新たなる帝国』は全世界興行収入845億円を突破するなど、その勢いはとどまらない。そして2024年11月に生誕70周年を迎えたゴジラは、最強の怪獣王として今後も君臨し続けている。そんなゴジラの足跡をたどるイベント「ゴジラ博」をこの度金沢の石川県立歴史博物館にて「ゴジラ博 in 金沢」として開催、とある。

企画展は東京・大阪・北海道・岩手での開催に続いての展示。歴代ゴジラの立像、そして、映画の撮影で実際に使われた小道具、機械仕掛けのある「シン・ゴジラ」の上半身などが展示され、初代から最新作まで余すことなくゴジラの世界が展示されている。中でも、迫力があるのは、ゴジラ-1.0が街中を歩くジオラマの展示=写真・下=。このコーナーでは鑑賞者が自身のスマーフォンを使って、まるで特撮映画のような映像が撮影できるような仕組みが備えられている。

自身もゴジラファンではある。というのも、第1作が上映された1954年は自身が生まれた年であり、幼いころからゴジラの圧倒的な存在感に目を奪われてきた。そして、ある意味で核兵器の恐怖を教わったのはゴジラだった。水爆実験で目覚めた太古の怪獣が、戦後復興を果たした首都・東京をのし歩き、再び火の海に変える姿は、核の存在を知らしめ、恐怖を突きつけた。

会場で圧巻さを感じるのは、壁一面に並ぶ歴代のポスター。眺めていると、まさに昭和から平成、令和の時代を映している。レトロな雰囲気を醸しているかポスターかと思えば、世界へとのし歩く姿のポスターはグローバルさを感じさせる。そして、71年続く伝説と現代のゴジラの姿を、赤レンガでレトロな歴史博物館で鑑賞するというコンセプトにもずっしりと重みを感じた。まさに、ゴジラの存在を醸す特別な空間ではないだろうか。

⇒24日(土)夜・金沢の天気   くもり

★早い、なぜ今、争点多すぎ、まるで「選挙のバーゲンセール」

★早い、なぜ今、争点多すぎ、まるで「選挙のバーゲンセール」

寒波の襲来できょう金沢市内は30㌢ほどの積雪になった。近所では朝からか雪すかしに追われた。雪は奥能登でも降り、震災に見舞われた珠洲市では積雪が40㌢を超えた。仮設住宅に暮らす被災者が雪すかしに追われる様子をテレビメディア各社が報じていた。さらにあす24日から25日にかけて、再び大雪のピークとなり、北陸を中心に発達した雪雲のJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)がかかり、積雪が増すようだ。(※写真は、けさの金沢の雪模様。自宅の二階から市内の様子を撮影=午前7時30分ごろ)

NHKテレビを視ていた。午後1時すぎ、衆院本会議で額賀議長が解散詔書を読み上げ、国会を解散した。総選挙は今月27日に公示、2月8日投開票の日程で実施する。事実上の選挙戦に突入した。衆院選は石破政権だった2024年10月以来およそ1年3ヵ月ぶりで、小選挙区289、比例代表176の合わせて465議席を争う。それにしても、解散から投開票まで16日間と、戦後最短の決戦だ。2021年衆院選の17日間という記録を塗り替えた。有権者の一人としての印象だが、まるで「選挙のバーゲンセール」の様相だ。

選挙の争点がよく分からない。高市政権が進める政策の是非や、消費税の扱いを含む物価高への対応、外交・安全保障政策などが争点となる見通しとの報道だが、有権者にはその解散の意義が伝わって来ない。新年度予算の成立を前に、なぜこのタイミングなのか。高市総理が強調しているように「高市早苗が総理大臣でいいかどうか」を争点とするのは、有権者の感覚とズレているのではないか。

そもそも、信頼できるような候補者がいるのかどうか。それが、未来を託せる人物かどうか。そして、小選挙区289、比例代表176の計465議席なのだが、多すぎる。小選挙区の289で十分だ。「議員は年収3000万円」とよく言われているが、この半分に削減すべきではないか。それでも議員になり、地域のために貢献したいというのであれば応援したい。あくまでも個人的な想いだ。

⇒23日(金)夜・金沢の天気   くもり

☆大寒波がやって来た/能登の首長選、無投票再選もバンザイせず

☆大寒波がやって来た/能登の首長選、無投票再選もバンザイせず

「爆弾低気圧+強烈寒気」の、まさに強烈な大寒波がやってきた。気象庁はきのう(20日)「大雪に関する全般気象情報」を発表。上空5000㍍でマイナス40度以下の強烈な寒気が流れ込むため、きょう夜から北陸から山陰にかけて警報級の大雪となるようだ。金沢は晴れ間も出て、積雪は10㌢ほどだったが、時折、分厚い雲に覆われた=写真は、金沢・大乗寺丘陵公園から市内中心部を撮影・午前11時10分ごろ=。夕方午後6時から24時間に降る雪の量は、北陸の多いところで80㌢、金沢など加賀地方の山地で70㌢、平地で40㌢、能登では山地と平地いずれも30㌢と予想されている。いよいよ大雪か。2021年1月にはシベリアからの強烈な寒気団がJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)となって停滞し、北陸自動車で1600台が2日間動けなくなる大雪となったことを思い出す。

大荒れは天気だけではない、大相撲の初場所もだ。石川県津幡町出身の郷土力士、横綱・大の里はきのう10日目、取り直しの末に熱海富士に敗れて3連敗を喫し、6勝4敗となった。2場所ぶりの優勝は遠のいた。きょうは霧島に勝って、7勝としたが、あと4日間で横綱の意気地を見せることができるのか。

話は変わる。前回のブログで能登半島の尖端部分の穴水町では20日は町長選ならびに町議補選の告示日で、投開票日は今月25日となる。それが終わってすぐに総選挙が今月27日に公示、2月8日に投開票となる。さらに、石川県知事選は2月19日に告示、3月8日に投開票だ。まさに「選挙3連発」となる、と述べた。地元メディアの報道によると、町長選は現職の吉村光輝氏に対する立候補はなく、無投票で再選が決まった、とある。吉村氏は集まった支援者ら100人と握手を交わした。ただ、能登半島地震から「復興の途上」ということもあり、バンザイはせずにお茶で乾杯をして当選を喜び合ったようだ。町議補選は選挙戦に入った。

⇒21日(水)夜・金沢の天気   ゆき

★36年ぶり2月の総選挙、能登地震後3回目の国政選にため息

★36年ぶり2月の総選挙、能登地震後3回目の国政選にため息

高市総理はきのう(19日)記者会見で、今週23日に召集される通常国会の冒頭で衆院を解散し、来週27日に公示、2月8日に投開票を行うと表明した。解散から投開票日まで2週間余りの短期決戦となる。それにしても、真冬の2月に・・・。1990年以来、36年ぶりとなる2月の総選挙だ。

36年前、自身は金沢の地元新聞社から出向し、ローカル局の立ち上げに携わっていた。4月の開局を控え、雪の中で早朝出勤、深夜帰宅を繰り返していたことを思い出す。当時、報道デスクを担当していたので、新人記者たちに選挙報道とは何か、などと教えていた。新聞やテレビなどマスメディアは選挙報道の公正さが求められている(公選法148-1、放送法4)。とくに国からの免許で運営するテレビ放送では、候補者の平等条件での放送が求められている(放送法13)。法律に従って、公示・告示の日から投票終了まで、候補者の公平的な扱いを原則守らなければならない。たとえば、候補者の扱いでの公平性はテレビ局の場合、候補者を紹介する映像の時間の長さ(秒単位)などを厳格に守る、など実に細かい。

冒頭の話に戻る。2月総選挙となると、ため息をついているのは能登の自治体関係者ではないだろうか。とにかく選挙が続き、それも能登半島地震の復旧・復興の最中だ。一例を言えば、能登半島の北部、奥能登地区の穴水町の場合、町長選などが続く。きょう20日は町長選ならびに町議補選の告示日だ。投開票日は今月25日となる。それが終わってすぐに総選挙が今月27日に公示、2月8日に投開票となる。さらに、石川県知事選は2月19日に告示、3月8日に投開票だ。まさに「選挙3連発」となる。

穴水町ではすでに、町長選・町議補選の選挙ポスターの掲示板が設置されている=写真は、穴水町の震災用仮設住宅に設置された町長選・町議補選のポスター掲示板・今月19日撮影=。今月27日に総選挙の公示となり、25日までには衆院選用の掲示板も設置することになるので、掲示板が3つ並ぶことなる。ただ、地元メディア各社の報道によると、いまのところ現職の町長以外に立候補を表明している人はいないようなので、選挙戦にはならないとの見方もある。さあ、どうなるか。

それにしても、奥能登地区の4市町各選管(輪島、珠洲、穴水、能登)は2024年元日の能登半島地震から3回目の国政選挙となる。今月7日付のブログ「★『二重災害』能登の人口13%減、自治体職員も1割減るという現実」でも述べたが、自治体職員が中途退職して、人員が減り復旧・復興の業務そのものが大変なことになっている。その中で、選挙業務を急ぐことになる。

きょうから日本海側などは大雪との情報が行き交っている。冬場の選挙は震災後の路面状況を含め、路面の凍結などにも気を付けたい。期日前投票の呼びかけや、投票時間の繰り上げなど、投票場への雪道のリスク対策も必要になってくるだろう。

⇒20日(火)午前・金沢の天気   ゆき