2025年 8月 26日の投稿一覧

☆能登・祭りの輪~万博盛り上げるお熊甲、燈籠山、あばれ祭~

☆能登・祭りの輪~万博盛り上げるお熊甲、燈籠山、あばれ祭~

きょうも金沢は35度の猛暑日。熱中症警戒アラートも10日間連続で出ている。そんな暑さを吹き飛ばす、熱い催しが能登の祭りかもしれない。あす27日、大阪・関西万博のEXPOアリーナ「Matsuri」で「石川の日祭りイベント」が開催される。テーマは、「いしかわの祭り~未来へつなぐ伝統と能登復興の響き~」、能登と加賀を代表する祭りが一堂に会する。以下、大阪・関西万博イベント出展「石川の日」Webサイトより。

祭りイベントには石川県内の20の祭り団体、1000人余りが出演する。中でも注目は七尾市中島の「お熊甲(くまかぶと)祭り」だろう。毎年9月20日に行われることから、地元では「二十日祭り」とも呼ばれている。天狗面を着けた猿田彦が軽妙な舞をしながら先導し、男衆が高さ20㍍余りの深紅の枠旗を掲げ、「イヤサカサー」の掛け声と鉦‧太鼓を打ち鳴らし町内を練り歩く。見どころは「島田くずし」と呼ばれる旗を地面すれすれまで傾ける妙技だ=写真・上、「和倉温泉お祭り会館」公式サイトより=。約400年の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財に指定されている。あすは200人に及ぶ派遣団が万博会場で妙技を披露する。

きらびやかな山車は珠洲市飯田町の「燈籠山(とろやま)」だろう。高さが16㍍あり、「えびす様」の人形を載せている。夜になると、煌々と明かりを灯して、8基の曳山とともに街中を練る=写真・中、珠洲市公式サイト「GO TO SUZU  飯田燈籠山祭り」より=。毎年7月20日と21日に行われる江戸時代が起源とされる祭礼で、去年は能登半島地震で開催できなかったものの、ことしは2年ぶりに巡行した。木遣り歌『きゃーらげ』を大声で歌いながら、山車と曳山が万博会場を練る。

そして能登町宇出津の「あばれ祭」も万博であばれる。能登でキリコと呼ぶ「切子灯籠(きりことうろう)」を老若男女が担ぎ、「イヤサカヤッサイ」の掛け声で港町を練る=写真・下=。絶好調になると、神輿を川に投げ込んだり、火の中に放り込むなど、担ぎ手が思う存分に暴れる。それを神が喜ぶという伝説がある祭りだ。毎年7月4日と5日に開催され、夏場の能登のキリコ祭りの先陣を切る祭りでもある。

深紅の枠旗をたなびかせ、えびす様の山車と曳山が練り、イヤサカヤッサイとキリコがあばれる。祭りの担ぎ手は全国からの震災支援への感謝の気持ちを込めて担ぐだろう。 能登の祭りは万博会場を盛り上げるに違いない。

⇒26日(火)夜・金沢の天気  はれ