☆「2019」を読む~中
元旦に個性的な賀状を多くいただいた。その賀状からは人生の在り様や経営への想いなどを読むことができる。何枚か紹介したい。著作物を勝手に流用することに少々気も引けるが、正月ということで作者の方にはお許しいただきたい。
「風のスタシオン」、賀状に込められた経営への想い
東京の出版社の友人は将棋が趣味。 ✒ 「将来の名人(明治)」と皆が唱和(昭和)し、将棋が大勝(大正)続きでも、本人は常に平静(平成)でいる。ホントに凄い! そうだ(聡太)、新元号は「藤井」にしよう!
今年84歳になる人生の大先輩、能登在住。 ✒ 干支七回目の目標五項目 ◇複式呼吸法で健康管理と心おだやかに ◇話に明るさ、深さ、広さがあるように ◇常に相手方の長所に学ぶこと ◇「ほめ言葉」と「感謝の言葉」を忘れぬ様 ◇日々、「誠心誠意発露の場」とする精進努力を
金沢のホテル支配人から。 ✒ 「風土」の語源は土地の生命力とか。「風」と「土」が造る気象、景観や文化、歴史。「土」はこの地に生を受けた私たちなら「風」は旅の人たち。延伸5年目を迎える北陸新幹線は、多くの観光客を連れてきただけでなく、「観光公害」なる言葉も生み出しました。この嫌なフレーズを耳にする時に金沢のおもてなしの力について考えさせられます。「今年は”風のスタシオン”になる」 多くの旅人がこのホテルに集まり散じていく、ひとときの心地よい「駅」でありたいと思います。
プランニング会社の社長から。 ✒ 風の言葉を聴き、土の力を知る。風土から学び、風土へ帰る。これが私たちの普通のコンセプトであり、その核をなすのは人と人のつながりです。新しい年もつながりを深める年となるよう務めていきます。
最後に自身の賀状を。 ✒ 「平成最後の正月」をみなさまいかがお過ごしでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。プライベートで書き続けているブログ『自在コラム』を始めて今月5日で5000日になります。本数は1360本です。3日か4日に1本のゆったりしたペースですが、日々のニュースや身の回りの出来事に視線を注ぎ、「これはブログのネタになるかもしれない」などと思いを巡らしてきた5000日でした。2017年には中間的なまとめの意味を込めて、新書『実装的ブログ論』(幻冬舎)を上梓しました。これまで、SNSのお誘いを何人かの方々から受けたのですが、かたくなにブログ一本で通す、不器用な人生です。平成から次の時代に変わりましても、引き続き人生のよきお付き合いをいただければ幸いです。
⇒2日(水)朝・金沢の天気 くもり時々はれ