
まさに荒れる春場所だ。石川県の郷土力士、横綱の大の里は3連敗できのう休場した=写真・上=。日本相撲協会に「左肩関節脱臼で3週間の安静加療」の診断書を提出したようだ。大の里の休場は千秋楽を休んだ去年の九州場所以来で2度目となる。同じく横綱の豊昇龍は初黒星を喫した。綱取りを目指す大関の安青錦は2敗に後退。同じく大関の琴桜も初黒星。横綱、大関が総崩れの状態。

「崩れ」と言えば、石川県白山市の高齢者が入るケアハウス(4階建て)の裏山で地滑りが発生し大変なことなっている。地元メディア各社の報道によると、おととい(10日)朝にメキメキと木が倒れる音がして、施設の入居者48人や職員、近所の住人ら77人が近くの小学校やコミュニティセンターなどへ避難した。きのう午後、現場に行ってみると、施設の真上に当たる山の斜面地で幅100㍍、200㍍ほど崩れていた=写真・中=。発生現場は地滑り防止区域になっていて、近くでは2022年8月に大雨で斜面が崩れたため、対策工事が施されていた。
白山麓でもあるこの地域は以前から「春先の地滑り」で知られている。豪雪地帯でもあるこの地域の山中では冬の間で数㍍もの積雪となる。本格的な春が近づいてくると、長時間の融雪が始まる。雪融け水は山の地盤に深く浸透していき、土砂災害をもたらすとされる。この地域の山を眺めると、点々と大規模な地滑りの跡が見える。なのでこの地域一帯は白山市のハザードマップで土砂災害警戒区域にも指定されている。雪国北陸のリスクではある。

以下は「落下」の話。日本海に突き出た能登半島では風が絶え間なく流れる。春から夏にかけては沖から生暖かい風が吹く。この生暖かい風のことを能登では「あいの風」や「あえの風」と言ったりする。車で走行していて、能登の風を意識するのは風力発電かもしれない。能登には長さ30㍍クラスのブレイド(羽根)の風力発電が73基もあり、見慣れた風景でもある。2024年元旦の能登半島地震で一時ストップした状態が続いていたが、再びブレイドが回り始めている。
おととい能登半島の中ほどに位置する七尾市中島町に行くと、回っていない風車があり、よく見てみると3枚のブレイドのうち1枚がない=写真・下=。羽根の根元の部分はあるので、おそらく強風か落雷で折れて落下したのだろう。あくまでも憶測だ。
風力発電は再生可能エネルギーのシンボルでもある。風速3㍍でブレイドが回りはじめ、風速13㍍/秒で最高出力1500KWが出るとされる。能登半島の沿岸部、特に北側と西側は年間の平均風速が6㍍/秒を超え、風力発電には最適の立地条件のようだ。壊れた風車は山の頂の部分に設置されていて、アクセスが難しく、修復に時間がかかっているのだろうか。とりとめなくブログを綴った。
⇒12日(木)正午すぎ・金沢の天気 はれ
