きょう19日、石川県知事選が告示され、3人が立候補した。届け出順に、いずれも無所属で前金沢市長で新人の山野之義氏(63)=国民民主県連支持、元文科大臣で現職の馳浩氏(64)=自民・維新・連合石川推薦、ボランティア団体「能登半島地震被災者共同支援センター」前事務局長で新人の黒梅明氏(78)=共産県委員会推薦。選挙戦でのそれぞれのキャッチフレーズは馳氏が「復興と挑戦!」。2024年元日の能登半島地震、その年9月の奥能登の記録的な豪雨からの復旧・復興や物価高対策を強調している。山野氏は「まっすぐ県民目線」をテーマに、能登の復興や、県民による政策提案制度の創設などを訴えている。黒梅氏は「税金の使い方切り替え くらし応援の県政」をスローガンに能登の被災地における医療費窓口負担などの免除再開などを掲げている。(※写真・上は、小松市役所前の県知事選ポスター掲示板)

投開日は3月8日。告示前日(18日)の選挙人名簿の登録者数は91万7694人。前回知事選(2022年3月)と比べると2万7980人も減っている。とくに能登は震災後に人口減少が加速しているので、3人はどのような人口減対策をアピールするのか、有権者の一人として注視したい。
「FUN to 選挙!」と知事選の投票を呼びかけているのが、県選管の特設サイト=写真・中=。これまでになかった若々しく、にぎやかなデザインだ。アイドルの4人は北陸で活動するグループ「ほくりくアイドル部」のメンバー。地元メディア各社の報道によると、県の選挙啓発アンバサダーに委嘱したようだ。そのオリジナルの啓発ソングが「FUN to 選挙!」。動画で聴くと「キラキラの笑顔をつくるための君の一票」「輝く人生つくるための初めの1票」などとうたっている。

4人は18歳以上で投票に行っていると特設サイトで述べている。山崎 真央さん(左から2人目)は「18歳になってから毎回行っています! 初めて行ったときは、会場全体がシーンとした雰囲気で緊張したけど係の方に聞いたら丁寧に案内して下さってスムーズに投票することが出来ました」と。土井颯愛さん(右)の初投票の感想も面白い。「初めての投票には、母と行きましたが緊張しました! 折れない特殊な紙だと知らなくて焦りましたが、ちゃんと投票箱に入れることができました! 18歳になって自分も大人の仲間入りしたんだなって嬉しくなりました!」
この特設サイトを眺めると、若者たちに投票所に行ってほしいという県選管の想いが伝わってくる。数値として出ている2024年10月の衆院選の投票率を見ると、県全体の投票率は55.0%であるものの、世代別で見ると18・19歳の投票率は38.8%、20-24歳は30.6%と低い傾向にある。投票権があるのに、選挙は大人がすることというイメージを持っている若者世代が多いのではないだろうか。先述の土井颯愛さんのように大人の仲間入りをしてほしい。さて、「FUN to 選挙!」のアピール効果はあるのだろうか。選挙結果と同時に、投票率にも注目している。
⇒19日(木)午後・金沢の天気 はれ
