きょう4日は二十四節気の立春。降雪も一服し、金沢の気温は10度にまで上がり、3月上旬並みとなった。自宅の庭を眺めると、ロウバイ(蠟梅)が黄色い花をつけていた=写真=。雪の白さ、どんよりした空のグレイの風景にロウバイの薄い黄色が映えている。そして、ほんのりと梅の花のような香りが漂ってくる。

「雪中四友(せっちゅうしゆう)」という言葉がある。冬のこの季節に咲く4つの花(ロウバイ、ウメ、サザンカ、スイセン)のこと。ただ、庭の積雪は40㌢ほどあり、ロウバイの木の下にスイセンが生えているものの、雪に埋もれてしまっている。ウメとサザンカはまだ花のつぼみが固い。「雪中一友」の庭ではある。そして、立春の暖かさもつかの間、大雪はさらに続くようだ。
週末にかけて強い寒気が日本海側に流れ込む影響で、衆院選の投票が行われる今月8日には石川県内では警報級の大雪となるおそれが出ている。このため、石川県選挙管理委員はきょう県内19の市町の選管に通知を出して投票に影響が出ないよう対策の徹底を呼びかけた、とニュースが流れていた(地元メディア各社)。県選管では、小学校や公共施設などあわせて409ヵ所に投票所の設置を予定している。
通知では、▽大雪による渋滞や交通機関の遅れも予想されるとして自治体の職員などに早めに投票所に集合するよう求め、▽除雪の契約を結ぶ建設業者などと連絡を取り合い投票所周辺の除雪体制を確認することを呼びかけた。また、大雪で有権者が投票所に行くことが難しくなる可能性もあるとして、期日前投票を活用するよう周知することを求めた(同)。
この時季、北陸人はひたすら寒さに耐えながら春の気配が日に日に高まる「三寒四温」を待つ。そして、春一番の南風が吹くと、加賀や能登では「ぼんぼら風が吹く」と言って気持ちが踊り出すくらいにうれしくなる。「ぼんぼら」は生暖かいという意味だ。ゆっくりと春の訪れを待つ。
⇒4日(水)夜・金沢の天気 はれ
