きょう期日前投票に行ってきた。今月8日投開票の石川県知事選、金沢市長選、金沢市議補選の3つの投票箱に用紙を入れた。午前中だったが、けっこう並んでいて20人ほどの列ができていた。自身の前に並んでいたシニアの男性2人が親しそうに話しをしていた。知事選の候補者の悪口も聞こえてきた。「金沢市長のときにアイツ(山野之義氏)何やったか、覚えとらんな」や、「プロレスラー(馳浩氏)が知事になってからロクなことがないわな」と。山野氏に対しては市長時代の実績について問うているのだろう。そして、馳氏に対しては「ロクなことがない」、能登半島地震のことを言っているのだろうか。

2人についての実績は自分なりの印象としてはある。たとえば、山野氏はソフトバンクの社員だったこともあり、2010年12月に市長になってから行政のデジタル化を率先して進め、「誰ひとり取り残さないデジタル戦略都市」を基本理念に掲げていた。「市役所が明るい感じになった」と、他の市民からもよく聞いた。ただ、今はデジタルは普通に家庭でもあるので、時代の流れとして見ると、山野氏の業績をどのように評価するか、先述のように「何やったか、覚えとらんな」とさほど評価しない人もいるのだろう。(※写真は、石川県知事選のポスター掲示板=小松市で撮影)
馳氏と能登半島地震については、こんなエピソードがある。2024年元日に震度7の揺れが輪島市などであった。馳知事は発災当時、東京にいて、当日に石川県庁に戻ってきたものの、初めて被災地に入ったのは14日で、当時の岸田総理と同行して視察に訪れたことから、批判の声が上がっていた。それを揶揄して、「ロクなことがない」との声だったのだろうか。自然災害をめぐってもう一つ。2022年に知事に就任したその年の8月3日、国立公園指定60年を迎えた白山を登山した。4日朝に馳氏は職員ともに山小屋を出て下山し、3時間後の正午すぎに登山道の入り口に到着した。しかし、豪雨のために一本道の県道・白山公園線が通行止めとなり移動できず、登山道の入り口で足止め状態になった。県内では豪雨で被害が出ているのに知事がなぜいないと騒ぎとなった。
知事選の投開票まであと5日。選挙情勢をめぐって、地元メディアは「馳、山野氏 互角の戦い」と見出しで報じている。
⇒3日(火)夜・金沢の天気 あめ
