
金沢でことしウメが開花したのは今月13日(金沢地方気象台「生物季節観測」より)。平年は23日なので、10日早く咲いた。市内の弥生3丁目にある市の保存樹のウメはそろそろ満開かと思わせる咲きぶりになっている。きょうの金沢は14度まで上がり、3月下旬なみの気温となった。「梅は咲いたか 桜はまだかいな」のような気分で春本番を待つ。ちなみに、桜の開花予想は3月30日で平年は4月3日なので4日早く咲きそうだ(日本気象協会「tenki.jp」公式サイト「2026年各地の桜開花予想日一覧」より)。

そして、ウメの保存樹と近場の寺町5丁目にある寺院ではロウバイが見ごろを迎え、黄色い花が境内を彩っている。そして、どことなく懐かしいにおいを漂わせている。あすからいよいよ3月。
季節の移り変わりというより、金沢では知事選に加え、あす1日に金沢市長選が告示される。地元メディアの報道のよると、立候補を予定しているのは、現職で再選を目指す村山卓氏(53)、共産党などでつくる団体の中内晃子氏(53)、世界平和統一家庭連合(旧統一協会)の元会長の徳野英治氏(71)、石川県議の田中敬人氏(55)の4氏。
4人が掲げる公約は、村山氏は市中心部での「文化の拠点」の整備や高校生までの医療費無償化を訴え、中内氏は市街地の再開発の見直しや学校給食、保育料の無償化を提案。徳野氏は台湾の有名企業の誘致などによる金沢版シリコンバレー構造を掲げ、田中氏は官民連携の促進や子育て給付金制度の創設など唱えるようだ。
一方、知事選は佳境に入っている。前金沢市長で新人の山野之義氏(63)と、元文科大臣で現職の馳浩氏(64)の一騎打ちの様相。自民党の推薦を得た馳氏にもとに、高市総理(自民党総裁)がきょう金沢市内での集会に応援に駆け付けた。現職の総理が現地入りして地方選を応援するのは異例とのこと(メディア各社の報道)。高市氏は演説で、自身が進める「責任ある積極財政」に批判がある点に触れ、「私は絶対に諦めない。できない理由を考えるのではなく、できる方法を考える。これが(馳氏との)共通点だ」と訴えた(同)。まさに保守分裂となった知事選。ここに「高市旋風」が吹くのか、あるいはさらに混迷を深めるのか。投開票は8日、知事選と金沢市長選のダブル選挙となる。
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