★「一強」「りくりゅう金」「第一弾」、ついでに北陸「春一番」

マスメディアをチェックすると、このところ「一強」「りくりゅう金」「第一弾」といった言葉が目に入って来る。「一強」は言わずと知れた高市総理の自民党が単独で総定数465の3分の2に当たる316議席を得て大勝を収めたこと。過去最多の議席、まさに歴史的な勝利を「一強」という文字で表現している。その一強をバックに、きょう午後に特別国会(会期7月17日まで)が召集され、衆参両院は本会議で高市早苗氏(自民党総裁)を第105代総理に選出。皇居での総理親任式と閣僚認証式を経て第2次高市内閣が発足した。全閣僚が再任された。閣僚を指名する際には党内でひと悶着があるのはこれまで普通だったが、きょうは淡々と進んだ印象だ。まさに「一強の静けさ」ではないだろうか。

高市総理はその後の記者会見で新年度予算の年度内の成立を目指し、「野党にも協力を呼びかける」と話していた。総理の施政方針演説は20日に行うと述べ、「責任ある積極財政」や安全保障体制、インテリジェンス(情報の収集・分析)機能の強化など、自身の肝煎りの政策推進に意欲を示していた。また、党内人事で古屋選挙対策委員長を交代させ、衆院憲法審査会長に充てた。憲法改正議論を加速させる狙いがあるようだ。(※写真・上は、きょうの衆院本会議で首相指名を受けた自民党の高市早苗総裁=2月18日付・総理官邸公式サイト)

圧巻だったのは「りくりゅう金」。ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート・ペアのフリーで、三浦璃来、木原龍一組が世界歴代最高の158.13点をマークし、逆転優勝で金メダル獲得したと報じられている=写真・中=。きのうからテレビメディアはニュース番組で繰り返し、「りくりゅう」の愛称で呼ばれる2人の演技を流していた。三浦と木原の呼吸がぴったりと合っていて、変幻自在なバイオリンの音色の中で3連続ジャンプやスロージャンプが決まる。終盤にお互いに手を固く握り、木原が三浦を頭上に掲げるフィニッシュポーズを決めると、ミラノの観客は総立ちとなって拍手を贈っていた。

高市総理の話に戻るが、去年10月に総理就任から1週間で日本にとって重要な日米外交を高市氏はこなし切った。トランプ大統領が訪日し、日米関税合意で約束した巨額投資の履行と、レアアースなど重要鉱物の供給と確保に向けた協力の2つの文書に署名した。5500億㌦(約84兆円)とされる巨額な対米投資の内容だ。その投資の「第一弾」となる3つの案件が決定したとメディア各社が報じている。その内容は▽中西部オハイオ州での「史上最大規模のガス火力発電所」の開発、▽メキシコ湾で原油の積み出し港の整備、▽半導体の製造などに使われる「人工ダイヤモンド」の製造能力の増強、の3つ。投融資の規模は総額で360億㌦に上る。

トランプ氏は訪日して文書にサインをした後、駐日米国大使館の公邸で、投資に名乗りあげてた日本の企業経営者らと夕食会を開いた。その時の演説で、「途方もない富と安全保障を太平洋の両岸にもたらす」「もし物事がうまく進まなかったら私に電話してほしい。他の閣僚を差し置いてでも、私が対応する」とアピールした。トランプ氏は政治家というより、やはり投資家なのだろう。(※写真・下は、日米首脳会談で署名された合意文書を掲げる高市総理とトランプ大統領=2025年10月28日付・総理官邸公式サイト)

そして、きょう北陸に「春一番」が吹いた。金沢地方気象台の発表によると、昨年より19日遅い観測で、最大瞬間風速は金沢で17㍍だった。気温は金沢で午前中に10度を超えていたが、午後からは冷え込んで、3度ほどに。

⇒18日(水)午後・金沢の天気   くもり時々はれ