☆ゴジラが金沢に現る 赤レンガの歴史博物館で迫力の「ゴジラ博」

あのゴジラが金沢市にある石川県立歴史博物館に現れた。1月17日に。とは言っても、企画展。タイトルは「ゴジラ博 in 金沢」(3月22日まで)=写真・上=。ゴジラは1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了してきた。その71年の足跡を紹介する企画展だ。きょう鑑賞に行ってきた。

企画展のチラシによると、1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中に衝撃を与え続けた怪獣王「ゴジラ」。邦画最新作『ゴジラ-1.0』は国内だけでなく北米でも大ヒットとなり、全世界のスクリーンを席巻した、とある。さらに、ハリウッド版第5作『ゴジラxコング 新たなる帝国』は全世界興行収入845億円を突破するなど、その勢いはとどまらない。そして2024年11月に生誕70周年を迎えたゴジラは、最強の怪獣王として今後も君臨し続けている。そんなゴジラの足跡をたどるイベント「ゴジラ博」をこの度金沢の石川県立歴史博物館にて「ゴジラ博 in 金沢」として開催、とある。

企画展は東京・大阪・北海道・岩手での開催に続いての展示。歴代ゴジラの立像、そして、映画の撮影で実際に使われた小道具、機械仕掛けのある「シン・ゴジラ」の上半身などが展示され、初代から最新作まで余すことなくゴジラの世界が展示されている。中でも、迫力があるのは、ゴジラ-1.0が街中を歩くジオラマの展示=写真・下=。このコーナーでは鑑賞者が自身のスマーフォンを使って、まるで特撮映画のような映像が撮影できるような仕組みが備えられている。

自身もゴジラファンではある。というのも、第1作が上映された1954年は自身が生まれた年であり、幼いころからゴジラの圧倒的な存在感に目を奪われてきた。そして、ある意味で核兵器の恐怖を教わったのはゴジラだった。水爆実験で目覚めた太古の怪獣が、戦後復興を果たした首都・東京をのし歩き、再び火の海に変える姿は、核の存在を知らしめ、恐怖を突きつけた。

会場で圧巻さを感じるのは、壁一面に並ぶ歴代のポスター。眺めていると、まさに昭和から平成、令和の時代を映している。レトロな雰囲気を醸しているかポスターかと思えば、世界へとのし歩く姿のポスターはグローバルさを感じさせる。そして、71年続く伝説と現代のゴジラの姿を、赤レンガでレトロな歴史博物館で鑑賞するというコンセプトにもずっしりと重みを感じた。まさに、ゴジラの存在を醸す特別な空間ではないだろうか。

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